先住猫のモモと新入り猫のレオがな仲良くなるまでの期間を考えて予定表を作成しています。2匹目の猫ちゃんを迎え入れた方などはぜひ参考にしてみてくださいね。
先住猫と新入り猫が仲良くなるまで
獣医師さん、ブリーダーさん、ペットショップ、実際に多頭飼いしている周りの方たち、それぞれ徹底的に聞き込みしました。
正直、意見はバラバラですぐに会わせて仲良くなった子もいたり、相性が悪くてずっと他の部屋で過ごすことになったりといろいろな状況があるようです。
肝心なことはその2匹の猫ちゃんの性格を見極めて慎重に様子を見ながら行動することが大切だと感じました。
また先住猫と新入り猫が仲良くなるには先住猫の性格がとても重要になるようです。
多頭飼いに向いてる猫の性格は?
先住猫と新入り猫が仲良くなるには、先住猫が大胆不敵な性格で警戒心が薄い子が理想的です。
例えを出すなら、好奇心が旺盛で家族以外の人や新しい物にもすぐに興味を持ったりすり寄ったりする猫ちゃんであれば割と早い段階で新入り猫とも仲良くなれるようです。
- 警戒心が薄い
- 人懐っこい
- 新しい物にすぐに飛びつく
- 好奇心が旺盛
- 警戒心が強い
- 自立心が高い
- 臆病(ビビり)
- 他の猫と接触したことがない
その他にも先住猫が出来るだけ若いうち(できれば子猫)、さらに去勢・避妊手術を終えているオスとメスの組み合わせが良いともいいますね。
我が家の先住猫のモモ船長といえば、、、非常にビビりで臆病で警戒心が強い子です。
そうなんです。新しい2匹目の猫ちゃんを迎え入れるにあたって先住猫のモモ船長は1匹目に向いている性格とは決して言えない…というか真逆の性格をしているのです!
なので本当に慎重に期間をかけてでも予定を立ててしっかりと計画通りに事を進めようと思い、今回の予定表を作成しました。
仲良くなるまでの期間は?
2匹が仲良くなるまでというか、同じ部屋で問題なく過ごしてくれるようになるまでは、我が家では短くても1週間~長くて3ヵ月ぐらいかけて慣らしていこうと思います。
先住猫と新入り猫の性格や相性によって2匹が仲良くなるまでの期間は様々なので、あくまで慎重にステップを踏んで仲良くさせてあげてくださいね。
先住猫がよっぽど温厚で他の猫ちゃんに対して警戒心がない子であれば翌日からでも打ち解ける子もいるようです。
ただし、段階を踏まずにいきなり会わせて警戒心が取れなくなり別々の部屋で飼わざるを得ないようになった猫ちゃんも少なくはないようなので注意が必要です。
何事も先住猫を優先に!
新しい猫ちゃんや子猫がお家にきたら、どうしてもその子に夢中になり可愛がりたくなりますよね。
でもそれは先住猫の前では御法度で、決して行ってはいけない行為の一つなんです。
猫はとても嫉妬深い生き物なので、新入り猫ばかりを可愛がるとやきもちを焼いてしまい心を閉ざしてしまいます。
新入り猫を嫌いになり受け入れないばかりか、ストレスのあまり体を壊したり病気になる猫ちゃんもいるので新入り猫よりも先住猫を優先にして可愛がってあげましょう。
評判の良い獣医師さんに教えてもらった飼育方法ですが、新入り猫はしばらく無視するぐらいで先住猫ばかりを可愛がるぐらいが丁度いいようです。
新入り猫が構って貰えず飼い主さんをいきなり嫌いになることはありませんが、今まで可愛がっていた先住猫は飼い主さんの態度が少しでも変わるとすぐに分かります。
遊ぶとき、撫でてあげるとき、名前を呼んであげるとき、全てにおいて先住猫を優先にしてあげてくださいね。
予定表
あくまでも我が家での予定表ですが参考になれば幸いです。おうちの事情などはご家庭で異なると思いますので、その都度工夫してあくまでも猫のペースで進めてあげてくださいね。
トイレ・ご飯セット・モモ専用の寝具は移動しています。もともとモモはパパ部屋が最もお気に入りの場所だったのでなんの粗相もなく一瞬で馴染んでくれました。(むしろモモにとってはリビングよりも居心地がよくなったのかも)
しかし、急な環境の変化はストレスにつながる恐れがあるので、全てモモの様子を見ながら慎重に時間をかけて移動しました。
先住猫のモモにとってはいつもと同じ日常ですが、猫ちゃんはとても敏感なので気配だけでも同じテリトリー内に「何かいる…!?」と雰囲気を感じるようです。
新入り猫の部屋にはモモのニオイが付いたキャットタワーなどがあるので、そちらで先住猫がこの家にいるというのを感じてもらおうと思います。
【多頭飼い1日目】先住猫と新入り猫が仲良くなるまでの期間はどれぐらい?
新入り猫のブラシや新調した猫ハウスや毛布などニオイが付いているものをモモに与えて様子をみます。
新入り猫を触った手で先住猫に触る。またはその反対で先住猫を触った手で新入り猫を触って互いのニオイを体に付けてあげるのもいいですね。
【多頭飼い2日目】先住猫が新入り猫の毛玉に威嚇して失敗!?
そこで先住猫のモモも新入り猫のニオイをより感じて認識させます。
時間は小一時間ぐらいでしょうか。あまり興奮するようなら時間を短くする、または大丈夫なようなら時間を長くしても良いですね。
【多頭飼い3日目】先住猫と新入り猫の隔離部屋を交換して威嚇モード
中が見えにくいキャリーケースの中に新入り猫を入れて短時間だけ先住猫のモモの前に置きます。
あまり威嚇するようならすぐに離します。また大丈夫そうなら少し様子をみます。
【多頭飼い4日目】初対面!先住猫が新入り猫を無視?
今度は新入り猫をケージに入れて先住猫のモモをケージの前に連れていきます。
ここでも様子を見て威嚇が激しいようならすぐに引き離します。初めは2、3分からの対面になると思います。
慣れてくれば10分~この状態を続けます。先住猫の威嚇がなくなれば次の最終ステップに移ります。
【多頭飼い5日目】先住猫が新入り猫に威嚇され逃げた…!
【多頭飼い6日目】先住猫と新入り猫がケージ越しに対面した結果は!?
ある程度の猫パンチやじゃれ合いは手を出さすに様子を見ることになります。
もちろん血が出るような本気のケンカになりそうであれば止めに入ります。
新入り猫も先住猫もそして飼い主もケガをしないように猫ちゃんの爪は予め切っておきましょう。
いつまで経っても威嚇状態が続く場合は、また日を改めて対面させせるか前のステップに戻ってやり直します。
【多頭飼い7日目】先住猫と新入り猫が猫ドア越しにハプニング対面!?
直接対面しても「一緒に遊ぶ」「お互いを舐め合う」「気にせずすれ違う」「一緒の部屋で寝る」「一緒の部屋でご飯を食べる」「一緒の部屋でトイレができる」この辺りができれば成功です。
お互いを舐め合うアログルーミングは相当相性が良くないとしないと思いますが、そこまでいくと大成功ですね。
もちろんこれはあくまで予定表なので、先住猫と新入り猫の様子を見ながら臨機応変にかける時間や作業も変更してきます。
特にステップ6のケージ越しに対面からが難しいとは思いますが、根気強く諦めずに2匹が仲良くなるまでしっかりとサポートしたいと思います。
最終的には「一緒のベッドで寝てくれる」まで仲良くなってくれれば最高ですね!