様々な猫砂を試したうえで「安い」「よく固まる」「トイレに流せる」おすすめの紙系猫砂を紹介しています。ランキングなどには載っていない無名の猫砂ですが、比較実験などをして本当におすすめできる理由も公開しています。
トイレの猫砂選びで失敗したことはありませんか?
猫ちゃんと生活をしていく上で何かと消耗品がありますが、その中でも「トイレの砂」は毎日掃除して使い捨てるものなので、できるだけ安くて良いものを使いたいですよね。
とは言っても、猫砂にも様々な種類があり、どれを選べばいいのかも分からなかったので、猫砂の種類と特徴やメリットデメリットなどをまずはとことん調べてみました。
その中で、『価格が安い』と『トイレに流せる』という点を重視して私は紙系の猫砂を使うことにしました。
猫ちゃんによっては紙系の猫砂は合わないという猫ちゃんもいるかもしれないので、あくまで猫ファーストで猫砂を選んであげてくださいね。
猫砂選びの失敗談
ちなみに私は安くてレビューが良いランキング1位の猫砂を買って大失敗した経験があります。
こちらの猫砂は固まりが悪く、おしっこがかかった砂が分かりにくい、さらに粉が舞いやすいという残念な猫砂でした。(あくまで個人の感想です)
価格と評価の良さに惹かれた私はネットショップで一気に6袋もまとめ買いしてしまい、猫砂を消費するのに苦労しました。(というか実はまだ混ぜながら使っているので全部は使いきれていません…)
その時の失敗談や猫砂で失敗しないポイントをまとめているので▼の記事を参考にしてください。
【辛口評価】ランキング上位の激安の紙の猫砂の失敗談|おすすめできない理由とは
【安い・固まる・流せる】air 消臭する紙砂
いきなり「まとめ買いは危険」さらに「固まりやすさ」「尿がかかった部分の分かりやすさ」という項目も非常に重要なことを失敗から学びました。
そしてホームセンターやペットショップに置いている紙系の砂を色々と試してみるうちに・・・とても良い猫砂に出会うことができました!
一言で良い猫砂と言っても、その家の用途や猫ちゃんの好みなど様々ですが、今回紹介する猫砂は当初の「安い」「トイレに流せる」という点に重視しながらも「固まりやすさ」「分かりやすさ」も重視された猫砂です。
それがこちら『air 消臭する紙砂』というもの。
ただこの商品は詳細ページを見てみると分かるように、レビューも少なく「大人気」とか「ランキング上位」のものではありません。
しかしランキング上位の猫砂で失敗したように、ランキング上位のものが必ず良い(その飼い主さんや猫ちゃんに合う)とは限らないのも事実です。
この猫砂は、知る人ぞ知る隠れた優良商品だと確信しています。
「air消臭する紙砂」評価
私個人で付けたこの商品の各評価は▼こちら
猫砂を選ぶにあたって重要視しているポイントはほぼ満点ですが、注意したい点もいくつかあるので順を追って説明していきますね。
良いポイント
私がこの猫砂をおすすめしたいポイントとしては、
- よく固まる
- 尿がかかったら砂が青色が変わり一目で分かる
- 価格が安い
この3つのポイントです。
さらにネットショップで購入される方はあまり関係ありませんが、軽いので持ち運びが便利なので、実店舗での購入にも向いていますね。
よく固まり一目で分かる
さらにこの商品は、おしっこがかかった部分の固まりがよく、濡れた部分は白色から青色に変わるので一目でおしっこの部分を確認することができます。
※画像は他の猫砂と比較するために水で実験した結果です。
掃除のときにスコップですくってから、キレイな砂を結構しっかりめに振り落としてもバラバラにならないのも高評価ですね。
モモ
価格について
価格についてですが、他の猫砂と比べると非常に安く手に入ります。
各ショップにより金額のバラツキは当然ありますが、楽天ショッピングの最安値(2019年9月20日時点)「爽快ドラッグ」というお店では1つ438円(税込)です。
しかし残念ながら送料が648円かかります。(本体よりも高い送料を払うのはアホらしいですね…)
ただし、税込2,700円以上のお買い物で送料無料になります!
ということは、7つまとめ買いをしたら2,700円を超えるので送料が無料になります!
私がよく行く近所の実店舗のお店では1つ484円(税込)▼でしたので、ネットショッピングが断然お得です
ただし!!
私としてはこの猫砂が本当におすすめですが、猫ちゃんの好みや飼っている環境や用途があるので、まずは1つだけ試してみてください!
- ネットショップの送料がもったいないと思うなら近くの実店舗で試しに1つ買ってみる
- ネットショップで買う場合は他のもの(2,700円以上)を買うついでに試しに1つ買ってみる
などなどの工夫をしてみてくださいね。
初めにお伝えしたように、まとめ買いをしてもし合わなかった場合の処理が非常に大変です。
モモ
注意点について
ここまで良いことばかり書いてきましたが、注意してほしいポイントもいくつかあります。
- トイレには大量に流さない
- シリーズで香りが違う
- 飛び散りやすい
- 白い粉が少し舞う
上記の良いポイントで書いたように本当によく固まります。ということは、トイレに流す時にも注意が必要です。
商品の注意書きには、下記のように記載されています。
- 1回に流す量は紙砂100cc(コップ約半分)までにしてください
- 数回に分けて流す場合には、1回おきに水だけ流してください
- トイレ砂を連続して流さないでください
燃えるゴミとして処理する分にも問題ありませんが、固まり過ぎるがゆえにトイレに流す際には少し注意が要りますね。
固まり過ぎるから実験してみた
試しに、数分間水に付ける実験をしてみました。
するとなんと、、水までもゼリー状にしまうほど固まってしまいました!
この注意点(1回に流す量は紙砂100cc(コップ約半分)まで)を守ってトイレに流すようにしましょう。
特に乾燥すると硬く固まりやすいようなので、硬くなった場合はトイレに流さずに燃えるゴミとして処理すると安心です
シリーズで香りが違う
こちらの猫砂は同じ「airシリーズ」で香りが違う3種類が存在します。
黄緑色のパッケージの「森林」、ピンク色のパッケージの「フローラル」、青色のパッケージの「アクアマリン」。
我が家では自然か香りがいいかなと思い「森林」を使用しています。
森林というだけに、気になるようなキツイ香料はなく自然な感じです。
他の香りは使ったことがありませんが、ただ商品のレビューでは「アクアマリン」は石鹸の香りがキツイと低評価になっていました。
当然、猫ちゃんの好みにもよりますが、猫ちゃんが石鹸の香りを嫌がる可能性あるので「アクアマリン」の香りには注意する必要がありそうです。
飛び散りやすい
これは紙系の猫砂を使う運命ですが、砂自体が非常に軽いので砂は飛び散りやすいと感じました。
カバーがあるシステムトイレならある程度防ぐことができるかとは思いますが、カバーがないトイレを使用している場合は砂かきの際に猫砂がトイレの外に飛んでいることもあると思います。
しかし、おしっこがかかった砂は固まっているので、飛び散っているのは尿がかかっていない砂だけです。あまり手間なく処理できていますよ。
白い粉が少し舞う
また、トイレに勢いよくザーっと砂を入れると白い粉が舞うことがあります。(上の画像では砂の周りに粉が落ちているのが分かると思います。)
粉を吸うと人間だけではなく、猫ちゃんの健康被害も気になるので注意が必要ですね。
ただ、ゆっくりと猫砂を入れると粉が立つことはないので安心してください。
モモ
まとめ
高価で良い商品はいくらでもあるとは思いますが、安価なのに良い商品というものに出会えたというのは幸いでした。
安い猫砂は魅力的ですが、『安かろう悪かろう』では意味がありません。
猫砂を選ぶ際は金額だけではなく、固まりやすいのか、処理はしやすいのか等、用途に合った猫砂を選ぶようにしましょう。
また人間の都合だけで猫砂を選ぶのではなく、猫ちゃんも気持ちよくトイレができる猫砂を選んであげるといいですね。